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サイパンでダイビングライセンスを取る④


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何のかんの言いながらもとりあえず寝て、朝ごはんに温かい紅茶とオールレーズンを食べ、もう水着も着て準備万端で、普段はギリギリマンだけど2日目も珍しく早めにロビーへ。

迎えに来てくれたのは昨日と同じルーイ。
やっぱり早く来る。
サイパンでは5分前がトーゼンらしい。5分前どころか10分前だわ。
今回は私一人のために来てくれたみたい。すみません、どうもありがとう。
前の日はあまり話せなかったので、2人だしいろいろ話してみたよ。
あつあつの出来立てドーナツを良かったらどうぞ、とくれて、おばが作ったんだと。
途中でアイスコーヒーを飲むか?と聞かれたので「もちろん!」と言ったらUCCのレギュラーのでっかい缶コーヒーを1本おごってくれた。
うれしかった(;_;)
中性浮力の話や、ダイビング関連の話をしつつ(中性浮力って英語でなんて言うの?テキトーに言ったら通じたけど)、自分も始めた時はそうだったよ、と力づけてくれてなんだかほんとにうれしかったよー。

で、その他ホテルでいろいろピックアップ。
最終的にはけっこうな人数になりましたね。
んが途中でスコールが。
えええー、雨の中で講習…。雨の中で講習ったって水(海)の中だけど。なんか気分的なもの。

今回一人だったし、写真撮ってる余裕なんか無いと思ったから、カメラ持ってこなかったのよね…。大失敗。
SちゃんもRちゃんも持ってたから一緒に写らせてもらって、送ってね、と住所とメアドは渡したけど、今のところはまだなんだ。

2日目に最初に行ったポイントは「ラウラウビーチ」。

昨日のシュガードックとは違って水深も11.1m(ログブックによると)。素もぐりではちょっとキツイかな。もちろん素もぐり名人はコレくらい潜るんでしょうが。

そうだ、はっきり言って、昨日のシュガードックあたりでは、別にそんなに「うわー!ダイビングってすごい~~!感激!!」とはならなかったんだよな。
シュノーケリングとそんなに変らない、というのが正直な感想。
重い機材背負わなくても、マスクとシュノーケルで十分だわ、と。

でも、ラウラウビーチではもう少し違う感覚になったな。
んで、今考えると、ラウラウビーチっていきなり深いので、そこでの耳抜きがうまくできずに中耳炎のもと(?)を作っちゃったんじゃないかと。
すごく浅いところから腹ばいになってエントリー。で、いきなり深いの。驚いた。

基本的に海底は砂だったかな…。大粒の。
2本目に潜ったオブジャンビーチとちょっとごちゃ混ぜになってるな、記憶が。

ログブックによると、
深度11.1m。潜水時間35分。透明度15m。気温32℃。水温30℃。天候晴れ。残圧190-130。タンクは前日と同じアルミの9Lです。

リンク先のようにラウラウは、ウミガメがいたり、アジ玉が見られたり、というところらしいけど、それほど何が見られたわけではなく(^^;)
ま、必死だったのもあるね。まだ、そんなに周りを楽しむ余裕が無くて。
でも、きっと普通にキレイな魚はいたんだろうなー。(そんな程度の記憶だよ、悔しいことに)
インストラクターから離れないことと、人にぶつからないことが私の中では1番大事なことだったかも。

すんごく小さな青いウミウシがいて、それが1番印象に残っているな。

イグジット(マニュアルには「エキジット」と書いてあるけど(^^;))のし方も忘れてしまったよ。
インストラクターがフィンをはずしてくれたんだっけ?自力ではずしたんだっけ??

そんなこんなで1本目終了。でも、きっときれいだったんだと思う。

海底にある程度海流があったらしく、一緒に言ったSちゃんは波酔いしてしまいました。
それを見て(聞いて)実は私もちょっと気分が悪くなっちゃいまして。

次のポイントに向かう車の中で、気持ち悪くならないように、ずーーーーっと深呼吸をし、ずーーっと遠くを見るか目を閉じるかしていました。
あんなに長くコントロールした深呼吸を続けたのははじめてかも。
あぁ、酔い止めを持ってくるんだった。ホテルの部屋にはあったんだけど…。
でも、海に入っちゃえば何とかなるわ、と気楽にも構えてましたよ。

で、オブジャンビーチに到着。

ダイビングをする前にインストラクターからいろいろ諸注意を受けるのですが、その間にSちゃんは気分がさらに悪くなり少し木の陰で吐いてしまいました。
サイパンでダイビングをする時はけっこうな悪路も通るので車酔いにも気をつけなくちゃいけないかも。

でも、そういう彼女を見てもインストラクターさんは「やめる?大丈夫?」とは言わないんですね。
自主性を重視なのかな?私は彼女に「きつかったらやめれば?」と言ってしまったけど。
だって、もし、海の中で大変なことになったら大変だし…。
でも、彼女は大丈夫って言って、きちんとダイビングして戻ってきました。
ビーチにはトイレもなく…。実は私もねー。エントリーの時は良かったけど、なんせ朝から紅茶だのUCCのでっかい缶コーヒーだのを飲んでいたので、イグジットの後、早くホテルに着いてくれないかなー、とけっこう思ってましたよ。

オブジャンビーチはリップカレントで、ロープはイグジット優先です、と。
イグジットする人がいたら待っていてください、と。
実際エントリーする時にイグジットの人たちがいたので多少よけて待ちました。

引き潮でエントリーだったので、珊瑚がそこここに。
そんな珊瑚の上から腹ばいでエントリー。ロープは離さず。
Sちゃんのウェットは両膝に穴が開いていたので、引き潮と波の強さと珊瑚と岩でけっこうひざ痛かったと思うよ。多分ね。

私、フィジーでシュノーケリングした時に生きている珊瑚をさわってしまってその後何日も(何ヶ月もかもしれない)傷は残るし、傷跡はかゆいし、という目にあっているので、何がなんでも珊瑚は素手でさわらない、と誓っていたんだけど、あんなに海流があると、うっかり手を着いてしまいそうになる。もちろん極力避けたし、今回は傷も無いのでセーフだったのだけどね。
グローブしたいな、と思ったよ。

グローブしていたかったな、とは後にも思うんだけど。

オブジャンの記録。
深度15.9m。潜水時間41分。透明度40m。気温32℃。水温30℃。天候晴れ。残圧210-120。タンクは同じくアルミの9L。

Sちゃんが気分がイマイチだったのもあって、それまで、私・Rちゃん・Sちゃんの順番でエントリーしていたんだけど、Rちゃん・Sちゃん・私の順番でエントリー。
他にファンダイブの人々が3名。
インストラクターは2人。
(これはラウラウでも同じでした。)
われわれ3人はだんごのように固まって(今考えると)動いていたと思うのだけど、岩場の小さな魚などは3番目の人には見えませんね(^^;)見せて見せて、と入っていけば別ですが。
でも、ま、今回はいいや、次にきちんと見よう、と。
そういうところ、あんまり欲が無いんだな、私。

オブジャンは珊瑚や岩場を抜けると白い砂地なの。
そこにガーデンイール(アナゴ)がいるので有名なんだ。
ガーデンイールはサンシャイン水族館にいるのと同じように(ホントは逆だよね、例えが)砂から長~くつったっててかわいかった。
フィンで砂を巻き上げないように、と言われていたのでちょっとドキドキしちゃったよぉぉ。
で、マガレイもいたりして。けっこうでかかった。おいしそうだった。
(でかかったと言っても水中では空中よりもモノが大きく見えるのでほんとのところはわからないけどね。)

余談だけど、帰国してから言った美容院で美容師さんにその話をした時、「いいねぇ、カレイ、食べたいねぇ。」で意見は一致したけど、彼女は煮付け、私はから揚げだった。おいしそうだと思う調理法が違うのねん。

魚も珊瑚もきれいだったけど、実はこの時初めて海面を見上げたと思う。
ゆらゆらしてとてもキレイだった。
そして後に思い出すのは魚や珊瑚ではなく、その光景であることに驚く私。

「海の中で自由に呼吸ができるのはダイバーだけの特権ですから」という言葉を始めて実感した。(潜っている時ではないけど。あとから思い出すと、なんだけど。)

この海の底に何もしないでずっとこうやっていたい、と思ったんだ。
一人でこうしていたい、と。
それはネガティブに独りぼっちになりたい、などという感覚ではもちろん、ない。
なんとも言えないカタルシスのような。
と思って周りを見渡すと、ダイバーだらけ…。
あぁ、私一人ならいいのになー、なんて勝手なことを思ってしまいましたよ。はは。
もちろん一人では不安であることはいうまでもない。ニンゲンって勝手だ。

41分も潜っていたのに、もうおしまい?という感じでした。楽しかったなー。

あ、イグジットしてマスクをはずしたら、インストラクターに「鼻血出ちゃったねー」と言われてちょっとアセった。
ホントだ、出てる。と海水で洗い、どうしようインプラントしたから??と(言葉には出さなかったけど)不安がってる私にインストラクターは「大丈夫大丈夫♪」と軽いノリで言ってくれたけど、ファンダイブで一緒に潜った人が「大丈夫、僕もよく出ますよ」と言ってくれた言葉に救われたな、どちらかと言うと。

このオブジャンのおかげで、絶対もう一度以上は潜ろうと思いました。
本当に美しかった。何もかも。
これから自分が何を求めて潜るのかはまだわからないけど、とりあえず、もういいや、ダイビング、とはなってないね。

また趣味がひとつ増えてしまったよ…。(^^)

イグジットは一人ずつフィンをはずしてもらって、というパターンなので、浅瀬の珊瑚の辺りでかなり波に揺さぶられながら待ってました。
なのでSちゃんはさらにグロッキー。
ロープを持ってても岩や珊瑚にはあたるので、手は擦り傷だらけ。
あぁ、グローブ…。でも、本当にグローブがほしかったのはここじゃないんだ。

で、機材をおろしてウェットも脱いで(かなぁ?)ショップのあるホテルに戻り、ランチ。

私はホテルも遠いし、このホテルの近辺のランチが食べられるところはあまり良く知らないし、最初から頼んでおいたの。
SちゃんとRちゃんは用意してきたみたいなんで、私は一人でランチ。
と思ってたら彼女らも来て、やっぱり頼みたい、って。
で、一緒に。Sちゃんも少しは食べられたみたいで良かった♪
普通のハンバーガーなんだけどなんでこんなにおいしいんだろう。
添え付けのフレンチフライは山盛りで、普段なら絶対完食するんだけど、今回はちょっと控えてみた。
なんせ午後には「グロット」が待っているのだ。

あぁ、でも、そう言えば、前夜感じていた得体の知れない不安はこの頃にはなくなっていたな。
1本目の時はまだ少し感じていたけど。

カメラを持っていなかったので写真が無いの。
代わりによく見えないかもしれないけど、私が泊まったホテルのロビーに貼ってあったレストランメニュー。
サイパンでダイビングライセンスを取る④_e0065350_218259.jpg

ラーメンの味の最初が「しゆう」。
しゆう…??雌雄?私有?師友?(^^;;)

SちゃんとRちゃんが写真を送ってくれるといいなぁ。
by ensayo | 2008-07-17 02:34 | ダイビング

ほぼ毎日飲んでるお酒のことと趣味のこと

by ensayo
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